2025年9月、LUNA SEAのドラマー・真矢さんが「脳腫瘍」を公表しました。

出典:rockin’on
長年、日本のロックシーンを支えてきた彼が再び大きな病と向き合っていることに、多くのファンが衝撃を受け、同時に熱いエールを送っています。本記事では、真矢さんの歩みや音楽活動、そして闘病に寄せられる応援の声について詳しくまとめます。
目次
真矢の歩み:神奈川・秦野からLUNA SEAへ
真矢さんは1970年1月13日、神奈川県秦野市に生まれました。幼い頃から音楽に親しみ、ドラムにのめり込んでいきます。10代の頃にはすでにバンド活動を行い、その存在感は地元でも知られるようになっていきました。
1989年、LUNA SEAに加入し、バンドの屋台骨となるドラムを担当。1992年にメジャーデビューすると、その独自の音楽性と世界観で一躍シーンの中心に躍り出ました。激しいサウンドの中にも繊細なニュアンスを響かせる真矢さんのドラミングは、多くのファンやミュージシャンを魅了し続けています。
ドラマーとしての表現とその魅力
真矢さんのドラムは、ただリズムを刻むだけではなく「LUNA SEAの世界観そのもの」を体現していると言われます。
力強さと華やかさを兼ね備え、ライブではその存在感が圧倒的。
さらに、ドラムセットの見せ方や叩き方にも美学を持ち、ビジュアル系ロックの表現力を大きく引き上げた立役者でもあります。
「真矢のドラムがあるからこそ、LUNA SEAの音楽が完成する」と多くのファンが語るのも、その表現力ゆえでしょう。
ソロ・サポート活動で広げた世界
LUNA SEAとしての活動に加え、真矢さんは多方面で音楽活動を行ってきました。
ソロでの楽曲制作や、他のアーティストのサポートドラマーとしての出演も多数。音楽バラエティ番組やラジオにも出演し、そのユーモアあふれるキャラクターで人気を博しました。
また、ゴルフ好きとしても知られ、ゴルフ雑誌やメディアにも登場。音楽だけにとどまらない幅広い活躍が、真矢さんという人物の多彩さを物語っています。
地元・秦野との強い絆と「はだのふるさと大使」

出典:カナロコ
真矢さんにとって秦野市は大切な故郷です。市から「はだのふるさと大使」に任命されており、地域のイベントや発信でも地元愛を示してきました。
ロックミュージシャンとして全国・海外を駆け回る一方で、常に故郷を大事にし、地域への感謝を形にしているのです。
こうした姿勢はファンからも高く評価されており、「真矢さんの人柄が大好き」という声が後を絶ちません。
病気公表:脳腫瘍とこれまでのがん闘病
2025年9月8日、LUNA SEAの公式サイトおよび本人のSNSを通じて「脳腫瘍」を患っていることが発表されました。
実は真矢さんは2020年にステージ4の大腸がんを公表しており、手術や抗がん剤治療を経て活動を続けてきました。
しかし、その後も闘病は続き、今回新たに脳腫瘍が見つかったとのことです。報道によれば、「立てなくなった」という体調不良も腫瘍の影響によるものと伝えられています。
病状を公にしながら、それでも音楽を諦めない真矢さんの姿は、多くの人に勇気を与えています。
ファンへのメッセージとこれからに向けるエール
病気を公表した真矢さんに対し、SNS上では「絶対に負けないで」「またステージで会えると信じています」といった声が相次いでいます。
ファンだけでなく、音楽仲間からも温かいメッセージが寄せられており、彼が築いてきた人間関係の深さを物語っています。
真矢さん自身も「音楽を続けることを諦めない」と語っており、その強い意志はファンの心を揺さぶります。
音楽はもちろん、人柄や笑顔そのものが「生きる希望」になっている人は少なくありません。
編集後記:真矢さんへ心からの応援を
これまで数々の試練を乗り越え、ステージに立ち続けてきた真矢さん。今回もまた大きな壁に直面していますが、その姿勢から私たちは多くを学びます。
どうか焦らず、ご自身のペースで一歩ずつ歩んでほしい。再び彼のリズムと音に出会える日を、
心から願っています。


コメント